広島の方より相続手続きのご相談
2018年05月15日
Q:相続手続きの流れが分かりません(広島)
相続人は戸籍によって確定できましたが、相続財産についてどのように手続きを進めたらよいか分かりません。相続財産は、広島の不動産と預貯金だと思われますが、相続財産についてや遺産分割など、どのように進めれていけばよいでしょうか?ひとまず分かっている相続財産を相続人で分ければよいでしょうか。(広島)
A:財産調査をしっかり行ってから遺産分割をしましょう。
とりあえずの相続財産で遺産分割協議をする前に、きちんと財産調査を行いましょう。財産調査とは、どこにどんな財産がどれだけあるかを明白にする為の調査です。
預貯金であれば、被相続人と取引があったと思われる銀行に残高証明書を発行してもらうことにより、預貯金の残高を確定することができます。不動産であれば、登記簿謄本や固定資産税などの納税書からも確認することができますが、見つからない場合には、市役所などにある名寄帳から、被相続人が所有していた不動産を調査することが可能です。
その他の財産について、被相続人が所持していた郵便物などから調査することが可能です。
上記のような財産調査をしっかりと行い、財産目録を作成してから、遺産分割協議を行うようにしましょう。協議がまとまり、遺産分割協議書の作成をしたら、いよいよ相続財産の名義変更を行います。相続税申告が発生する場合には、相続税申告も行います。
こういった財産調査について、ご自身で調査するのが困難な場合には、ひろしま相続遺言相談窓口へお問合せください。財産調査をはじめ、相続手続き全般を親身にサポートさせていただきます。なお、相続登記については司法書士、相続税申告については税理士のパートナー事務所と協力してお手伝いさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。